京都市立芸術大学の作品展を観てきた

こんにちは、れっど redです。休日らしいブログを。

京都市美術館.jpg少し前の話になりますが、先の日曜日に母校の京都市立芸術大学の作品展を観に、京都市美術館へ行ってきました。

京都市美術館といえば。
向かいに京都国立近代美術館があり、その間の道を平安神宮の鳥居がまたぐような形になっていて、なんともダイナミックな空間ができあがっています。

この雰囲気が好きなんですよね。

学生時代、両方の美術館には何度も足を運んで展覧会を観て刺激を受けました。
京都市美術館は私自身も作品展で展示をさせていただいたので、なおさら思い出深い美術館です。古いので綺麗とは言えないですが、歴史を感じさせる空気があります。

 * * *

さてその作品展ですが、大きな作品が多く、なかなか見ごたえのある展覧会でした。
時間が限られており、一つ一つしっかりと見ることはできなかったのですが、中でも目を引く作品は確かにありました。

入り口近くにある、以前なら流し見していたであろう(ごめんなさい)漆器の作品も、パープル purpleさんの影響で興味深く見ることができるようになり、「まだ二回生は摺りが甘いな~」などと大して知らないくせに偉そうに言いながら鑑賞(笑)

ちなみに、そのpurpleさんこと絵理奈さんの漆・蒔絵のサイト「撫子」はこちらです。

京都市美術館は2階あり、1階を陶器~漆器~染色~芸術学~彫刻~構想設計とまわって階段を駆け上がり、油画~版画~デザイン~日本画と見てお腹いっぱい。
たくさんの作品が一度に襲ってくるので、短時間でも「見た~」という気持ちになりますね。

有名な作家さんの展覧会に行くのもいいですが、未来の作家を目指す学生の作品展を見るのも面白いと思います。この時期、京都市美術館では毎年京都の芸大の作品展を次々にやりますので、学校による雰囲気の違いも楽しめますのでオススメです。

見てきた中で一つ作品をご紹介しておきます。
構想設計メディアゼミのオカモトリサさんのデコされたゴキブリを飼育している作品。
ゴキブリが苦手な方はクリックしないで下さいね。→デコゴキブリ

この作品もそうですが、非常に考えて作られているなという作品が多かったように思いますね。
アートとは作家の考えや思いを視聴者に投げかけてその反応を見る、というところがあります。
その反応が良いものであれ逆であれ、多く返ってるものがアートなのではないかと思います。
そういった実験的な作品が学生のときに作れるのは幸せなことだなと思いますし、学生だからこそ実験的な作品を作ってもらいたいです。

 * * *

最後に手前味噌ですが、最近の私の制作事情。
今月は黒い画面の連作「黒の中の赤Ⅰ~Ⅳ」を描いています。

redinblack_一覧.jpg私は数年前、白の上に白の絵の具を重ねていく手法で画面を作る試みをやっていました。
その際は、何も色のない白という画面に白を重ねていくことで、存在が生まれる。
何もないところから何かを作っていくのだというテーマでの作品でした。

今年に入りふとこれは今の自分に重ねることができそうなテーマだなと思い、またやってみることにしました。色は正反対ですが。作品タイトルの「黒の中の赤」は東京都現代美術館所蔵のマーク・ロスコ「赤の中の黒」から拝借しました。先の見えない黒の中でもがきながらも道を見つけていく赤を描いています。

現在4連作を描き終えて、事務所の応接室の壁に勝手に設置させていただいています。
スタッフから怒られたら外そうと思いますが...笑

なお私の作品は今後個人サイト"Yamaguchi Tsuyoshi.COM"にて紹介していこうと考えており、今回は当ブログにあわせて取り急ぎ掲載しました。もしご興味おありの方はご覧下さいませ。
http://yamaguchitsuyoshi.com/


参考:はろるどわーどさん マーク・ロスコ 「赤の中の黒」 東京都現代美術館

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